サスペンドとは

ブラビア プロフェッショナルディスプレイは、電源を切った際のスタンバイ電力を最小限に抑えるための “サスペンド状態” を搭載しています。
この状態は、デフォルトではネットワーク通信を含むほとんどのバックグラウンドサービスが停止します。
それらを常に可能な状態にするには、このサスペンド状態を無効化して、ディスプレイがネットワーク経由で常にアクセス可能な状態にする必要があります。

図:サスペンド状態でもディスプレイを制御する設定

電源OFFのディスプレイ動作

サスペンド状態になるとネットワークサービスが停止するため、REST APIやコマンドでディスプレイの電源をONにできなくなります。

デフォルト電源状態画面WebAppRuntimeIP コントロール
スクリーン ONON起動中利用可能
スクリーン OFFOFF起動中利用可能
スリープOFF一時停止中利用可能
サスペンドOFF停止利用不可
AC OFFOFF停止利用不可

サスペンドで使用ができなくなるサービス

REST API、IRCC-IP、プロ設定の一部([タッチパネルによる電源オン] など)

サスペンドを無効化する方法

以下のうち、いずれかが設定されていればサスペンド状態が無効になり、動作が可能な状態を維持できます。1つのみでも、複数設定されていても問題ございません。

注意
サスペンドを無効にすると、待機中の消費電力が増加します。


1. [電源オフ中のUSB充電]を有効化

ディスプレイの電源がOFFの状態でも、USB接続端末の充電を有効にする設定です。これにより、サスペンド状態が無効化されます。
操作手順:[設定]→[プロ設定]→[電源オフ中のUSB充電]を有効化


2. SSIPを有効化

SSIPとは、ブラビア プロフェッショナルディスプレイ独自プロトコルです。有効にすると、サスペンド状態が無効化します。

操作手順:[設定]→[ネットワークとインターネット]→[ローカルネットワーク]→[IPコントロール]→[簡易IPコントロール]


3. [信号検出による電源制御と入力切換]を常に有効化

操作手順:[プロ設定]→[信号検出による電源制御と入力切換]


4. シリアルコントロールで”Standby”のステータスを有効化

REST APIとシリアルコントロール(RS-232C)を併用している場合は、シリアルコントロールのコマンドで”Standby”ステータスを有効化すると、サスペンド状態を無効化できます


サスペンド状態からの復帰方法

サスペンド状態を無効化する設定をする前に、ディスプレイがサスペンド状態に入ってしまった場合は、電源を復旧するためにWake-on-LAN(WoL)またはIRリモコンで電源を入れてください。また、REST API(IRCC-IPを含む)での使用方法については、詳細をご覧ください。