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反射光を押さえながら高コントラストを実現した『BZ40L』シリーズなどビジネスで求められる画質・設置性を向上して利便性・サポートも充実した4K業務用ディスプレイ ブラビア® 4シリーズ13機種を発売2023年06月08日
『FW-65BZ40L』(左)と、会議室やサイネージ用途での使用イメージ(右)
ソニーは、オフィスや商業施設、教育機関などに向けた4K業務用ディスプレイ ブラビア® 4シリーズ13機種を発売します。 フラッグシップモデルの『BZ50L』シリーズは、98V型の大画面に加え、色や精細感、コントラストなどの各要素を人の脳が行うように横断的に分析する認知特性プロセッサー「XR™」とピーク輝度1,500cd/㎡※1を誇る高輝度パネルにより、広い空間でも明るくて鮮明な4K映像を表示します。
プレミアムモデルの『BZ40L』シリーズには「ディープブラック・ノングレアコーティング」を新たに施すことで、これまで両立が難しかった映り込みの低減とコントラスト低下の抑制を同時に実現しています。高コントラストで美しい映像を可能にしながら、47%※2という優れたヘイズ値※3で見やすさが向上しています。
発売する全機種ともに、横置き、縦置きに加えて傾斜設置なども可能で、多様な設置方法に対応しています。『BZ40L』『BZ35L』『BZ30L』シリーズは、新たに壁掛けアジャスターを同梱し、縦置き時のセンタリング設置が容易です。加えて、ディスプレイの正しい向きが一目で分かる設置方向ラベルを背面に貼付しています。
利便性としては、全機種にビジネス用途に応じてカスタム設定が可能な「プロモード」を搭載、様々な業務目的に特化したアプリケーションも提供しています。また、サポートの充実については、24時間365日の連続稼働でも対象となる3年保証を標準付帯しており、有償で5年に延長することも可能です。
業務用ディスプレイは、店舗での商品紹介やメニュー表示、オフィスでの会議室用ディスプレイ、社員向けの掲示板、学校用の大型提示装置、医療機関の待合室のサイネージなど、様々な場所や用途で需要が拡大しています。ソニーは業務用ディスプレイに求められる「高画質・設置性・利便性・サポート」の4つの要素を向上、充実することで、導入時はもちろん導入後まで長期にわたりお客様のビジネスを支援していきます。
※1 仕様標準値であり保証値ではありません。最大値の輝度です。
※2 『FW-85BZ40L』のヘイズ値は58%。
※3 全透過光に対する拡散光の割合を指します。数値が大きいほど映り込みが弱くなります。
●『BZ50L』シリーズの主な特長
最新の認知特性プロセッサー「XR」を搭載した98V型の高輝度フラッグシップモデル
広い空間でも見やすい98V型大画面の『FW-98BZ50L』は、ピーク輝度が前機種と比べて約60%向上※4しています。色や精細感、コントラストなどの各要素を人の脳が行うように横断的に分析する認知特性プロセッサー「XR」と、色彩豊かな広色域表示の「XRトリルミナス プロ」を搭載しており、高輝度性能との相乗効果により、自然で美しい映像を実現します。
また、前機種と比べて本体重量は約24%、梱包サイズは約34%軽減※5しています。背面の下部には水平の持ち手を配置し、大型モデルでありながら、持ち運びしやすい仕様です。
大会議場だけではなく、受付ロビーやショールームなど、明るい場所でも精細かつ華やかな映像で美しい空間を実現します。
※4 『FW-100BZ40J』との比較。『FW-98BZ50L』のピーク輝度は1,500cd/m2。
※5 『FW-100BZ40J』との比較。『FW-98BZ50L』の本体重量は67.2kg、梱包サイズ(幅×高さ×奥行)は234cm×140cm×29cm。
●『BZ40L』シリーズの主な特長
低反射・高画質で明るい場所での利用に適したプレミアムモデル
『BZ40L』シリーズは、映像信号を高精度に分析し、最適な画像処理を行う4K高画質プロセッサー「HDR X1」に加え、色彩豊かな広色域表示の「トリルミナス プロ」を搭載しており、輝度は最大約13%向上※6し、高画質な映像描写を実現しています。
また、反射光を拡散させる「アンチグレア」と反射光自体を低減する「ローリフレクション」を合わせ持つ「ディープブラック・ノングレアコーティング」を新たに採用し、アンチグレア処理だけでは難しかった高コントラストで鮮やかな映像表現と、47%※2という高いヘイズ値※3を実現した本シリーズは、窓がある会議室や、照明の数が多い商業施設など明るい場所での利用に適しています。
※6 『BZ40H』シリーズとの比較。
●『BZ35L』『BZ30L』シリーズの主な特長
明るい教室などでも視認性を確保する高輝度スタンダードモデル『BZ35L』シリーズと、豊富なラインアップから選べるスタンダードモデル『BZ30L』シリーズ
両シリーズは、『BZ40L』シリーズと同じ4K高画質プロセッサー「HDR X1」と、色彩豊かな広色域表示の「トリルミナス プロ」を搭載し、スタンダード機種ながら高画質な映像描写が可能です。
『BZ35L』シリーズは輝度550cd/㎡の4Kパネルを搭載し、明るい会議室や教室でも高い視認性を確保します。『BZ30L』シリーズには新たに85V型が加わり、43V型、50V型、55V型、65V型、75V型と合わせて6サイズの豊富なラインナップを提供しており会議用途やサイネージ用途など、様々なビジネス現場に対応します。
●その他の主な共通の特長
柔軟な設置性、法人利用のための多彩な機能、安心サポート
新たに壁掛けアジャスターを同梱しており※7、縦置き時のセンタリング設置が手軽になります。横置きや縦置きに加え、傾斜設置などが可能で多様な設置方法に対応しており、ディスプレイの正しい向きが一目で分かる設置方向ラベルを背面に貼付しています。
また、ビジネス用途に応じてカスタム設定が可能な「プロモード」を搭載しています。会議室のディスプレイとして使用する際に便利な「信号検出による自動起動」や、サイネージ用途に便利な「本体キー/リモコン使用の制限」など、業務用途で必要な各種設定が可能です。
ほかにも、スタンドアロン型サイネージやマルチディスプレイを手軽に実現するアプリケーションなど、様々な用途に適した高機能とシンプルな操作性を兼ね備えたツールを多数提供しています。
24時間365日の連続稼働でも対象となる3年保証を標準付帯しており、有償で5年に延長することも可能です。法人向け専用の電話窓口も用意しており、また万が一故障した際には、エンジニアを派遣し、迅速な修理対応で業務をサポートします。
※7 『FW-98BZ50L』は本体の穴位置がセンター設計のため、壁掛けアジャスターを同梱していません。
●環境配慮
全機種に「ECOメニュー」を追加し、省電力設定や無操作電源オフなど、エコに関連する設定を1か所に集約することで、ブラビアのホーム画面から簡単にアクセスできるようになり、より手軽に省電力設定ができます。
また、全機種の内部素材に、高品質かつ高い再生材使用率を実現するソニーの再生プラスチック「SORPLASTM(ソープラス)」を使用しており、最も大きなプラスチック部品であるリアカバーにも再生プラスチック※8を使用しています。
さらに、パッケージ印刷においては、新たにデザインを簡素化することで、インクの使用量を減らしています。
ソニーグループでは、2050年までに※9環境負荷ゼロを目指す環境計画「Road to Zero」を策定しており、この達成に向けて段階的に環境中期目標を設定しながら行動しています。現在は、2021年度から2025年度までの中期目標「Green Management 2025」を定め、製品のプラスチック使用量の削減を1つの目標として取り組んでいます。
※8 生産時期によっては、再生プラスチックを使用していない場合があります。
※9 カーボンニュートラルの達成年を2040年へ前倒ししています。