Appendix I. プレイリストのダウンロード仕様

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ディスプレイへプレイリストを配信し再生する際、ストリーミング再生でなく、ディスプレイに接続されている USB メモリーにコンテンツをダウンロードし、そのファイルを再生することができます。ここではそのダウンロードの動作や注意事項について説明します。

ダウンロードの対象となるプレイリストについて

[スケジュール配信] 画面に登録されているスケジュール、および [即時配信] 画面に登録されている即時配信の情報で設定されているプレイリストのうち、ダウンロード設定が有効になっているものが対象になります。

[設定] 画面の [ダウンロード] の設定内容に応じ、以下のように開始条件が変わります。

[a] “定時にダウンロードする” が指定されている場合

[b] “設定変更などの特定のイベント発生時にすぐにダウンロードする” が指定されている場合

以下のようにプレイリストの利用状況によって、ダウンロードの実行開始条件が変わります。

[スケジュール配信] 画面において登録されているスケジュールから参照されているプレイリスト
- 画面上部の [配信] ボタンを押下時
- ディスプレイの起動時など、ネットワーク接続状態が “オフライン” から” オンライン” になったとき
[即時配信] 画面において登録されている配信情報から参照されているプレイリスト
- [即時配信] 画面にて、該当の即時配信の情報の [保存] ボタンの押下時
- [プレイリスト] 画面にて、該当のプレイリストの [保存] ボタン押下時
- ディスプレイの起動時など、ネットワーク接続状態が “オフライン” から” オンライン” になったとき

プレイリストの情報が更新された場合およびコンテンツが更新された場合について、ダウンロードの再実行処理は以下のようになります。

[a] ダウンロード対象のプレイリストが更新された場合

上記の “ダウンロードの実行開始条件について” のようにダウンロード開始時、BRAVIA Signage Player はスケジュール再生や即時配信に含まれる最新のプレイリストの情報を参照し、ダウンロードしたコンテンツの削除や更新を行います。

[b] ダウンロードしたコンテンツが更新された場合

同様にダウンロード開始時、BRAVIA Signage はダウンロード済みの URL に対し、コンテンツの更新状況を確認し、その結果に応じコンテンツの更新ダウンロードを行います。なお、BRAVIA Signage ではコンテンツが更新されたかどうかを確認するために、HTTP レスポンスの Last-Modified ヘッダまたは Etag ヘッダの内容を確認しています。これらのヘッダが応答に含まれない場合、ダウンロードが開始されるタイミングで、更新されてないコンテンツについても常にダウンロード処理が実行されます。

ダウンロード対象のプレイリストについて、ダウロードが完了してない場合、当該コンテンツはストリーミング再生されます。ダウンロード完了後にファイル再生に切り替わります。

BRAVIA Signage ではダウンロードしたコンテンツをディスプレイに接続した USB メモリーに保存しますが、PC などから直接 USB メモリーにコンテンツをコピーしても、ダウンロードしたコンテンツとして認識されません。
ディスプレイに接続する USB メモリーは 1 本のみ対応しております。複数の USB メモリーの利用には対応しておりません。