概要

簡易 IP コントロールは TCP ベースの下位レベルのプロトコルで、CIS (Custom Installation Services) や A/V 制御システムに精通している人向けに設計されています。

簡易 IP コントロールリスニングポートはディスプレイの TCP 20060 です。

このプロトコルのデータフォーマットは 24 バイトの固定サイズデータで、多くの コマンド をサポートしています。

簡易 IP コントロールを有効にする

1. リモートデバイス制御を有効にする

   1. [ホーム] 設定
   2. ネットワークとインターネット
   3. モバイル機器設定
   4. リモートコントロール機能
   5. 有効

   [デフォルト値: 有効]

   

2. 「簡易 IP コントロール」を有効にする

   1. [ホーム] 設定
   2. ネットワークとインターネット
   3. ホームネットワーク
   4. IPコントロール
   5. 簡易IPコントロール
   6. 有効

   [デフォルト値: 無効]

   

スタートガイド

以下は、Linux で netcat コマンドを使用した簡単な例です。TCP データを送信し、ディスプレイと簡単に通信できます。

ディスプレイに接続：

$ netcat [IP address] 20060

“Power Off” リクエストを送信：

*SCPOWR0000000000000000

レスポンス：

*SAPOWR0000000000000000
*SNPOWR0000000000000000